このページは試験的に運用しています。
吉野川を川くだりなどで利用される方を対象とし、障害物、危険物の情報を掲載してゆく予定です。
各情報は、取材した時点での内容です。
その後の変化などが十分あり得ます。
また、できるだけ注意深く、情報を収集、整理、分析、発表していますが、事実誤認などの誤りを含む可能性があります。
この情報により事故など不利益が発生しましても、当方では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご承知ください。
あくまで参考情報としてご利用ください。
吉野川上流で合流する支流・穴内川。合流点から約6kmは、本流ができないような増水時に、急流コースとして一部に知られています。
このコース後半、合流点より約1km上流、JR土佐穴内駅直下に、真ん中が切れて、両端が堰(えん)堤のような構造物があり、増水位によっては越流し、
ローヘッドダム=入ると脱出が困難逆流が発生することがあります。
穴内川のローヘッドダム?/Youtube映像
映像は、2012年7月12日17:45頃撮影。すぐ近くの穴内川水位計は17:00に3.30m、18:00に3.19m。
後半の通常時=水がない時の静止画は、2009年6月3日に撮影しています。
小歩危コースの後半、小歩危峡谷の出口、白川合流後にすぐに出現する激流、大滝(別名、ゲドウの瀬)は、真ん中に流れを分けるように巨岩がある。 通常の下るルートは巨岩の右側。この巨岩に接近したり、まれに接触やスタックなどの事例がこれまであったようだ。
2010年8月、大豊(豊永)水位0.69m、下名(大歩危)1.87m、河川水量推定約60トン/sの時にこの岩にスタックしたボートから乗員が落ち、この巨岩の下を通過した可能性を疑わせる事例が発生した。(無傷。別状なし)
この巨岩は、かなりの渇水でも流水の中にあり、その下部の様子を直接うかがうことは難しい。
冬季、ダム放水が激減し、長期間降水がない場合、川の水量がもっとも減る傾向がある。
2010年秋〜冬にかけ、長期的な少雨傾向が続き、2011年2月10日、大豊(豊永)水位で-0.09mまで減水したので、大滝の巨岩とその周辺の撮影を中心とした調査を行った。
以下のページでさらに詳細な情報を提供させていただきます。
http://yoshinorafting.net/haz/otaki/
大歩危ロングコースの中盤(増水移行大歩危午後コースの前半)、岩原の下流に、2010年9月下旬頃から、ワイヤーと金網、金属の杭で完全に流れを横断して、漁の仕掛けが設置されています。
情報によれば、「ここと、穴内川合流点付近に設置した。」そうです。
低水位では、上を通過する際、金属の杭が当りそうです。
ある程度以上、増水すれば、完全に越流し、上を通過できると予想されますが、ワイヤー、金網、金属の杭がある以上、落水などには充分、注意すべきだと思います。
増水の程度によっては、仕掛けが壊れることにより、ワイヤーや金網が流失、下流で、障害物となり、二次的なハザードとなることが危惧されます。
以下のページでさらに詳細な情報を提供させていただきます。
http://yoshinorafting.net/haz/itrap/
大歩危半日コース(増水移行大歩危午前コース)の後半にある、三段の瀬(別名、増水時、Vストッパー)は、増水時に、流れが最後、突き出した左岸の岩群に当たるようになります。
これまでも、岩の隙間に流れが入る、いわゆるシーブが疑われ、何人か通過した、あるいはその疑いが濃厚との情報をいただきました。
そこで、(3年前の)2007年9月19日に撮影した写真・動画と合わせ、2010年7月4日および8日に撮影した写真・動画を掲載し、シーブが疑われる大岩について、以下のページでさらに詳細な情報を提供させていただきます。
http://yoshinorafting.net/haz/sand/
サファリに電話で一般のパドラーより以下のような情報をいただきましたので、ご注意ください。
「本日(2009年4月28日)、午後、一般のパドラーがカヤックで漕行中、曲り戸の瀬で沈脱し、パドルを流失してしまったと連絡をいただきました。
ファンテックで5年ほど前に購入した黒系のパドルで、「ピラニア」「ゴリラーズ」のパドルだそうです。(本人もはっきり製品名などはわからないようです。)
四国外の方ですの、もし、見つかりましたら、サファリまで連絡をお願いします。本人にその旨伝えます。
また、そのようではないと信じたいですが、ストレーナー化の危惧もありますので、充分、注意ください。」
ラフティング会社より以下のような情報をいただきましたので、ご注意ください。
「ダウンリバー中のカヤック2人の内、1人が三段の瀬右岸ドロップにて沈脱。
その際、パドルを離しそのまま浮いてこず、目視にて捜索しましたが発見できなかったようです。
ドロップにひっかかっている、又は流れてどこかにひっかかっている可能性があります。
ご注意下さい。
紛失したパドルはワーナーのダブルダイヤモンドだそうです。
もし発見した方はご一報願います。」
約200mあるイド瀬の後半、メインドロップ後の左側にシーブがあります。
これまで数例、このシーブに人が流され、吸い込まれましたが、いずれも通過し、事故などは起きていません。
ただし、入り口に障害物などがはさまると、危なくなる可能性があります。
実際、2007年11月14日に、シーブの入り口に流れ着いたみられるシングルパドルが引っかかっていました。
参考ページ:吉野川での障害物除去など(2007年)
写真(撮影日:2007年11月22日)
写真a(47KB):イド瀬(曲がり戸の瀬)のシーブ(流出口)
写真a(70KB):イド瀬(曲がり戸の瀬)のシーブ(入り口)
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