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吉野川での障害物除去など

日本リバーガイド協会四国吉野川支部では、定期的に、また必要に応じて、ストレーナーなどの障害物除去を可能な限り行っています。(以下、敬称略)

2009年の活動

2007年の活動

2005年と2006年の活動

2008年の活動(一部)

施餓鬼(せがき)舟の解体と除去作業

実施日時/2008年8月

担当(作業者)/

活動内容/大豊町のお盆の灯篭流しは、施餓鬼舟と呼ばれる竹組みをワイヤーで固定した最大約8×4mのいかだを川へ流す行事ですが、 その後の出水状況などにより、瀬や流れの途中に引っかかり、ストレーナーなどの障害物と化す場合があります。 これまでも必要に応じ、何度か除去作業を行ってきました。

本年(2008年)より、行事の出艇時から、誘導、解体作業を行うことになりました。
大田口地区と、東土居地区です。

ススメバチ・トラップ設置

実施日時/2008年5月27日〜6月2日

場所/高知県長岡郡大豊町川口〜徳島県三好市山城町川口の吉野川沿い 15個所+α

活動人数/ 数名(サファリ、MOC、フォレスト、他)

活動内容/スズメバチの被害が本格化するのは8〜10月ですが、5〜6月に最初の1匹=女王バチから増えて行くので、この最初の女王バチを退治する ためのスズメバチ・トラップを、吉野川の各ポイントに設置しました。

設置した場所と個数は以下の通り。

スズメバチ・トラップの作り方

清酒1合に対して食酢約30ccを混ぜ、砂糖約50グラムを加える。清酒は合成酒(1.8リットル紙パックで約450円〜600円)が安いです。清酒の代わりにみりんでもOK。
この液を1.5リットルか2リットルの大きなペットボトルに3分の1から半分程度入れて目の高さくらいの位置に吊り下げる。
ハチが入るように、ボトルの上のほうに1辺2、3センチ、左右下の3辺を切り、残した上辺で折り曲げひさし状にし、雨よけにする。
においに誘われて入ってきたハチや虫は出口がわからず、力尽きおぼれてゆく仕掛けです。

写真a(60KB):スズメバチ・トラップ。すでに10匹以上入っている。
なお、写真のこの地点は、数年間設置して、駆除活動を継続したところ、最近は、ほとんど取れなくなりました。
これは、周辺に繁殖が皆無か、ほとんど巣がなくなったものと、推測されます。
トラップを掛けても、取れない場合は、周辺に、繁殖がない確認にもなると、思われます。

大滝下流の流木の移動除去作業と、イド瀬(曲り戸の瀬)のシーブの流木の撤去

実施日時/2008年3月31日

担当(作業者)/サファリ 6人

活動内容/2008年3月21日のツアー中に、大滝のホール下の右側のエディーに浮いていた丸太と竹数本を、 その際は、右岸の少し高めの所に移動しましたが、その後の300トン/s以上の増水で、数本流失を確認しました。 (3月24日 大豊 4:00 2.6m 305トン/s、下名 5:00 4.47m 362トン/s、池田ダム 約500トン/s)
今回、残った丸太を含め、この狭い右岸に残されていた流木多数を、ボートに積んで左岸に運び、かなりの増水(数千トン/s) でないと流されない高さにまで移動除去しました。
丸太は、長いのは5m以上、直径25cm以上
写真a(103KB):右岸とエディに点在する多数の流木類(ビフォー)
写真b(57KB):流木をボートに積んで、右岸から左岸へ運ぶ
写真c(116KB):水面より数10m上に、移動
写真d(91KB):流木がほぼ除去された(アフター)

イド瀬(曲り戸の瀬)のメインドロップ下流左岸のシーブの入り口に流木が3mほど水面から出ていましたので、 除去しました。
全長約5m、直径約10cm。3月以降の数回の川下りでは気づかなかったので、近日中に流れ着いたのかもしれません。
写真e(50KB):シーブに引っかかっていた流木

大滝下流の丸太の移動作業

実施日時/2008年3月21日

担当(作業者)/サファリ 2人

活動内容/ツアー中、大滝のホール下の右側のエディーフェンスに丸太(長さ約6m、直径最大約30cm)があり、動きを確認して無事通過しました。
そこで、その丸太と、右岸エディーに浮いていた丸太3本(1本は、長さ約5m、直径最大約30cm。他の2本は長さ約4m、直径最大約25cm。) 、竹2本(長さ約3m)を右岸のエディー脇の掘れている部分の水面から2mほど高い位置に移動させました。

ツアー中でしたのでそこまでの移動に留めましたが、また水位が増えれば動き出す可能性があります。

参考までに、丸太を流したと思われる、前日の雨による最大流量は池田ダム流入で20日9:30に479.6トン/s、 大豊(豊永) 7:00 2.0m 194トン/s、下名 8:00 3.66m 238トン/sでした。

流木除去作業

実施日時/2008年3月6日

活動人数/ 2人

加盟社ごと内訳/ODSS 1人、サファリ 1人

活動内容/イド瀬(曲り戸)の右側コースの一段目落ちこみの大岩と出ている岩の間を抜けるボートの下るライン個所に、 直径3cm、長さ3mほどの流木がかかり水面上に80cmほど出ていましたので、引っこ抜いて、除去、運搬移動しました。

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※担当/矢野   TEL.0883-76-0745(サファリ)

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