最終更新/2010年10月5日
大歩危ロングコース(増水移行大歩危午後コース)の中盤、岩原の下流に、2010年9月下旬頃から、ワイヤーと金網、金属の杭で完全に流れを横断して、漁の仕掛けが設置されています。
情報によれば、嶺北漁協の小笠原組合長曰く、「ここと、穴内川合流点付近に設置した。」そうです。
また、「仕掛けを通過する際には、一度上陸して下さい。」「網をまたぐ、もしくは(上を)通過することは止めて欲しい。」そうです。
瀬のすぐ上流に張られており、他の川で見る「瀬張り」という漁法に似ています。多分、金網で通過できない鮎が上流側に溜まり、投網などで獲ると思われます。
低水位では、上を通過する際、金属の杭が当りそうです。
ある程度以上、増水すれば、完全に越流し、上を通過できると予想されますが、ワイヤー、金網、金属の杭がある以上、落水などには充分、注意すべきだと思います。
増水の程度によっては、仕掛けが壊れることにより、ワイヤーや金網が流失、下流で、障害物となり、二次的なハザードとなることが危惧されます。
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あくまで参考情報としてご利用ください。
2010年10月1日9:33〜9:49に撮影。下名(大歩危)水位1.44m(10:00)。
※各写真(320×240)をクリックすると大きな写真(960×720)にリンクしています。
2010年10月4日10:51と11:38に撮影。下名(大歩危)水位2.01m(11:00)。
※各写真(320×240)をクリックすると大きな写真(960×720)にリンクしています。
やや増水時(約65トン/s)の様子 | 右岸からポーテージ |
写真7: 2010年10月4日10:51撮影 下名(大歩危)水位2.01m(11:00) ワイヤーと金網を越流しているが、杭が微妙 |
写真8: 2010年10月4日11:38撮影 下名(大歩危)水位2.01m(11:00) 右岸、巨岩の横を比較的簡単にポーテージ |
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