最終更新/2012年5月13日
小歩危コースの後半、小歩危峡谷の出口、白川合流後にすぐに出現する激流、大滝(別名、ゲドウの瀬)は、真ん中に流れを分けるように巨岩がある。 通常の下るルートは巨岩の右側。この巨岩に接近したり、まれに接触やスタックなどの事例がこれまであったようだ。
2010年8月、大豊(豊永)水位0.69m(4時間前)、下名(大歩危)1.87m(2時間前)、河川水量推定約60トン/sの時にこの岩にスタックしたボートから乗員が落ち、この巨岩の下を通過した可能性を疑わせる事例が発生した。(無傷。別状なし)
この巨岩は、かなりの渇水でも流水の中にあり、その下部の様子を直接うかがうことは難しい。
冬季、ダム放水が激減し、長期間降水がない場合、川の水量がもっとも減る傾向がある。
2010年秋〜冬にかけ、長期的な少雨傾向が続き、2011年2月10日、大豊(豊永)水位で-0.09mまで減水したので、大滝の巨岩とその周辺の撮影を中心とした調査を行った。
以下は、その報告です。
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この情報は、取材した各時点での内容です。
その後の変化などが十分あり得ます。
また、できるだけ注意深く、情報を収集、整理、分析、発表していますが、事実誤認などの誤りを含む可能性があります。
この情報により事故など不利益が発生しましても、当方では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご承知ください。
あくまで参考情報としてご利用ください。
※写真B-2には、注釈文字などを書き込んでいます。
※各写真をクリックすると大きな写真にリンクします。
大滝・巨岩と周辺 | 大滝・巨岩(注釈文字など付き) |
写真B-1: 2011年2月10日14:00撮影 大豊(豊永)水位-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s |
写真B-2: 2011年2月10日14:00撮影 大豊(豊永)水位-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s |
動画:減水時、大滝の巨岩下部、流入?と流出の様子(59秒)(Youtube)
撮影日/2011年2月10日14:00、大豊(豊永)水位/-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s
動画:減水時、大滝の巨岩下部、流入?と流出の様子(7分32秒。6個所から撮影)(Youtube)
撮影日/2011年2月10日14:00、大豊(豊永)水位/-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s
左岸のやや上方、やや下方、下方の3個所からの写真です。
一部、流入口と思われる個所や、水が流れ出している個所はズームで撮影しています。
※各写真をクリックすると大きな写真にリンクします。
写真A-1: 2011年2月10日14:00撮影 大豊(豊永)水位-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s |
写真A-2: 2011年2月10日14:00撮影 大豊(豊永)水位-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s 入り口やややアンダーカット=入り易そう |
写真D-1: 2011年2月10日14:00撮影 大豊(豊永)水位-0.09m(10:00) 河川水量推定約10トン/s |
動画:減水時、大滝のアンダーカットにダッキーがハマる(88秒)(Youtube)
撮影日/2012年5月中旬、大豊(豊永)水位/0.25m(ほぼ安定) 河川水量推定20〜25トン/s
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